ガソリン価格が高騰しています。2023年、資源エネルギー庁が2023年2月22日に発表した「給油所高利価格調査」の結果によると、レギュラーガソリンの1リットルあたりの価格が167.4円と、依然として高止まり状態です。うち53.8円が「ガソリン税」です。実はガソリン税については、以前から正当性・存在意義について疑義が呈されています。本記事では、ガソリン税の存在意義をめぐる問題点について解説します。 ◆問題点3|消費税との「二重課税」の問題がある さらに、「二重課税」の問題も指摘されています。 すなわち、ガソリン税がガソリン価格に含まれ、さらにそのうえに消費税相当額が上乗せされているという問題です。税金のうえにさらに税金が課されるという状態が生じています。 なお、これは形式的には「二重課税ではない」と強弁することも理論的には不可能ではありません。なぜなら、消費税は「預かり税」ではなく、価格に消
![「ふざけるなガソリン税!」1リットル53.8円! 消費税が「二重課税」も…価格高騰で露わになった「ガソリン税のデタラメさ」が想像のナナメ上をいくワケ | ゴールドオンライン](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7ec90805e1a87598ac04c593442af5eb0cae4c27/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fggo.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F6%2Fc%2F572w%2Fimg_6cc594eabbfd7c16aeb2025a7418bec5100219.jpg)