判決後に原告の赤木さんの代理人弁護士らは大阪市内で会見を開き次のように話しました。 (代理人の生越照幸弁護士) 「(赤木さんは)無事裁判所を出ることはできましたので、大事には至らなかった。判決の理由は国の主張を丸のみ聞いていても非常に気分が悪い理由だなと」 「そもそも森友の事件に絡んで、公文書が変造されたり毀棄されたり、公務員の犯罪行為が二度と起こってはならないところまでは共通だと思います。ではどうやって起こさないようにするのか、何も検証できていないじゃないですか。文書を開示した上で検証することこそが将来の犯罪の抑止だと思うんです」 「何のために司法があるのか。なぜ裁判官が独立しているのかとか。そういうことを本来は分かった上で法的判断を行うべき。権力側が触られたくない、中核に近づくほど行政は認諾で逃げて、司法は腰が引けてしまう。日本の民主主義はもう終わりましたね」 (会見に出席した阪口弁護