新型コロナの感染拡大を受けて、大阪府は27日対策本部会議を開き、感染状況などを伝える独自の基準「大阪モデル」を非常事態を示す「赤色」に引き上げるとともに、医療提供体制がひっ迫しているとして「医療非常事態宣言」を出しました。 大阪府では、26日に発表された新規感染者が過去最多になるなど感染が拡大し、病床の使用率も高くなっています。 こうした状況を受けて、大阪府は対策本部会議を開き、吉村知事は「感染はさらに拡大する可能性があり、発熱外来や救急外来を含めて医療全体がひっ迫している。また、入院患者の多くが70代以上の高齢者で、こうした点を踏まえた要請や対策を決めたい」と述べました。 これを受けて会議では「大阪モデル」を非常事態を示す「赤色」に引き上げるとともに、医療提供体制がひっ迫しているとして「医療非常事態宣言」を出しました。 合わせて府民に対し、こまめな換気など基本的な感染対策の徹底や早期のワ