2010年12月14日に、 APNIC EC(Exective Council:理事会)からAPNIC会員に対し、 IPv4アドレス在庫枯渇時期予測等について、 声明*がなされました。 ポイントは以下の通りです。 IANAの未割り振り在庫は、/8サイズが7ブロックのみである。うち2ブロックは、間もなく現状のポリシーに従い分配され、残りの5ブロックは各RIRに一つずつ分配される。 APNICのChief ScientistであるGeoff Hustonが、IANAとRIRにおける在庫枯渇時期予測を提供しているが、枯渇時期が近づくにつれ、正確な時期予測は、困難度を増している。 いかなる方法、綿密な分析を用いても、予測は実際の未来とは異なることを前提に、あくまで予測として解釈されるべきである。 APNIC ECとして確実に言えることは、APNICが持つIPv4アドレス在庫が2011年の第4四半期
IPv4アドレスの延命策の一つとしてISP(インターネット・サービス・プロバイダー)が導入を検討しているLSN(Large Scale NAT)について、ある家電メーカーがデジタル家電製品にLSNがどういう影響を与えるか実証実験を行った。その結果、一定の条件が重なるとインターネットサービスを正常に利用できなくなるなどの影響が確認された。この実験を行った技術者は、ユーザーのトラブルを最小限に留めるためには、「ISPはいつからLSNを導入し、どういう影響があり得るかといった情報をオープンにすることが望ましい」と指摘した。 LSNは、今後在庫が不足するグローバルなIPv4(IPv4-g)アドレスを、複数のプライベートIPv4(IPv4-p)アドレスに変換することで、在庫の消費を抑える。2011年にも在庫がなくなると見られているIPv4アドレス延命の有力策として、ISP各社が導入を検討している。
日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)は2009年10月23日,一部メディアで報道されたICANN(Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)事務総長のロッド・ベックストロム氏の発言についてWebサイトにコメントを掲載した。この報道とは,10月22日に東京で記者団に対して「IPv4アドレスの新規割り振りが2010年10月に終了する見通しである」旨の発言をしたというもの。 JPNICのコメントによれば,多くの関係者による現在の予測では,IANA(Internet Assigned Numbers Authority)から世界各地域の地域インターネット・レジストリ(日本を含むアジア太平洋地域はAPNIC)へのIPv4アドレスの最終割り振りは2011年後半と予測しているという。 10月23日現在,IANAにあるIPv
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