上のグラフは、ブログ「データえっせい」を書かれている舞田敏彦さんが作成された「青年の自殺率推移の国際比較」です。7カ国の中で、1990年は15~24歳の自殺率は日本がいちばん低かったのに、1999年以降はずっといちばん高くなっています。また、舞田敏彦さんは、「中高年の自殺率は減っているが,若者だけは増えている。」こともツイッターで指摘されています。【※相談窓口 ~ 一人で悩むより、まず相談を。~】 若者の自殺率が高くなってしまった1999年と符号するのは、以下のグラフにあるように、派遣の自由化等による労働法制改悪、非正規雇用の激増や、合計特殊出生率1.57ショックです。 それから、上のグラフにあるように、1999年に若者の完全失業率が過去最悪規模に高くなっていますし、職に就けたとしても初職から非正規雇用という若者が3割近くに高くなっている時期(下のグラフ)などにも符号しています。(あわせて