空自千歳基地近くの山林 中国籍の個人が取得 国防上の懸念も 北海道「国がルールを」 (06/14 06:55) 【苫小牧】新千歳空港と航空自衛隊千歳基地に近い苫小牧市美沢の山林約8ヘクタールを、中国籍の個人が今年1月に取得していたことが13日、分かった。法令上は問題ないが、道は外国の企業や個人による防衛施設周辺の土地取得について「国防上の懸念を抱く人もおり、国が一定のルール作りを進めてほしい」とする。 山林は新千歳空港の滑走路南側に近接する私有地。土地取得は資産保有を目的とし、道知事への届け出も行っているため、道は「法令上は問題ない」とする。 一方で、外国企業や個人による土地取得は水源の乱開発につながることから問題視され、道は2012年に水資源保全条例を制定。さらに、自衛隊や海上保安庁、警察などの施設周辺3キロ以内の土地と森林についても、こうした取得に関して、道庁内で情報共有を図っている。
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