京都大学(京大)は4月11日、末梢血中に数%しか存在しない好塩基球と好酸球が相互作用することで、おむつかぶれ(刺激性皮膚炎)を引き起こすことを明らかにしたと発表した。 同成果は、同大 医学研究科の宮地良樹 教授、同 椛島健治 准教授、同 中嶋千紗 助教、同 大塚篤司 非常勤講師(チューリッヒ大学病院皮膚科研究員)らによるもの。詳細は米国科学誌「The Journal of Allergy and Clinical Immunology」に掲載された。 好酸球は、末梢血中の2~5%を占める顆粒球で、これまでの研究から、アレルギー性疾患および寄生虫疾患に関与していることが報告されていた。一方の好塩基球は、末梢血中に約0.5%のみ存在する顆粒球で、研究グループのこれまでの調査で、好塩基球がアトピー性皮膚炎の主体となるTh2反応に重要な働きをしていることが判明していた。しかし、おむつかぶれなどの刺
約3年間にわたって、「身近な悩みを解決する主婦の味方」を掲げ、コンテンツを配信してきました「WooRis」は、10月2日をもって、記事の更新を停止し、サービスを終了させていただくことになりました。 長きにわたってご愛読いただきましたユーザーの皆様、誠にありがとうございました。 WooRis編集部 お知らせ 2017年10月4日より、主婦に向けて情報発信をしてきた「WooRis」と、姉妹サイト「BizLady」がコンセプトを統合した新メディア「kufura(クフラ)」がスタートします。 「kufura」は、仕事と家庭を両立する女性に向けたメディアです。毎日の生活に役立つ情報を記事や動画で配信しています。 kufuraのWebサイトはコチラ
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日本小児アレルギー学会は、子どもの気管支ぜんそくの治療で広く使われている吸入ステロイド薬を、より慎重に使うよう注意喚起する声明を出した。副作用で子どもの身長の伸びを抑える可能性が、海外で報告されたためだ。ただ、治療の効果は大きいため、病状をこまめに調べて、使うのは必要最少量にすることを求めている。 15歳以下の小児ぜんそくは、20人に1人程度いるとされている。発症するのは0~1歳の乳幼児が多い。ダニなどへのアレルギー反応で気管支に炎症が起こるのが原因だ。発作が治まった後も炎症が続くため、発作の防止には治療を長期間続ける必要がある。 よく使われるのが吸入タイプのステロイド薬。しかし、子どもの身長の伸びが抑制され、その影響は成人した後も続くという報告が、3年ほど前から米国で相次いだ。患者約950人の調査では、5~13歳から吸入ステロイド治療を4~6年間受けた患者は、この薬を使わなかった患者と比
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