Mobile World Congress(MWC)は、各通信機器ベンダーと世界の通信事業者が商談する場としての性格も強い。一般の来場者や競合の通信機器ベンダーが入場できないホスピタリティーエリアも多数存在し、各ベンダーはこのエリアにおいて、真に力を入れる数年先を見越した製品やソリューションを展示しているケースが多い。この“裏側”のエリアを見なければ、MWCの本当の姿を把握したことにはならないわけだ。 幸い報道関係者は、このような裏側のエリアを見ることができる。ただ、中国のファーウェイはガードが固く、これまでのMWCでは報道関係者であっても、このエリアに入場させなかった。それがMWC2013では、他のベンダーと同様に報道関係者に入場を認めた(写真)。残念ながら細部の写真撮影は不可だったが、展示内容からはファーウェイが考える携帯インフラの進化の方向性や開発状況が見えてきた。その様子をお伝えし
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