山手線の新型車両E235系電車に、「世界初」というステンレスに貼れる透明フィルムが採用されています。 「ステンレスの質感を生かしたデザインが可能に」 2017年5月22日(月)から、JR山手線で新型車両E235系電車の量産車が営業運転を開始します。 ステンレス製のこの車両は、外装デザインに透明フィルムを採用。製品を開発したスリーエム ジャパンによると、採用されたこの「3M スコッチカル フィルム」は、世界初のステンレスに貼れる透明フィルムといいます。 山手線の新型車両E235系電車(画像:JR東日本、スリーエム ジャパン)。 これまでは、屋外のステンレス部分に透明フィルムを貼るとフィルムが短期間で劣化してしまうことから、ステンレス製の鉄道車両に透明フィルムでデザインを施すことは難しいとされていました。 今回開発されたフィルムは、耐候性や耐汚染性、施工性、再剥離性などに優れており、スリーエム