JR東海のN700系がすべて「A化」され、N700Aタイプが同社新幹線車両の約8割を占めるようになります。この「A化」によって、東海道新幹線は何がどう変わるのでしょうか。 改良型N700Aの一部機能を既存のN700系に JR東海のN700系新幹線が2015年8月5日(水)、全て「Aタイプ」になりました。 合図と共に浜松工場を出発する、最後に「A化」されたJR東海のN700系車両(2015年8月5日、恵 知仁撮影)。 2007(平成19)年7月に東海道・山陽新幹線で営業運転を開始したN700系。その後、改良型として2013(平成25)年2月、N700A車両がデビューします。 そしてJR東海は同年4月から、改良型であるN700Aの一部機能を既存のN700系に付加する改造工事をスタート。およそ2年4ヶ月で80編成ある全てのN700系について「A化」を終了し、2015年8月5日、同社浜松工場(静岡