絵が苦手だ。圧倒的に下手ならそれはそれで面白いけれど、中途半端に下手だ。困る。上手いか下手か、どっちかにして欲しい。 写真のように忠実に、写実的に描くのであれば、コツさえつかめばある程度は上手くなれちゃうと聞いた。 そのコツとやらをマスターして、絵描きレベル中の下からの離脱を図る! (text by 古賀及子) 見ているようで見ていない? 写真のように写実的に絵を描くためにはとにかく「ちゃんと見て描く」のが大事らしい。 写実的に描けていない人というのは、見ているつもりで見ていないんだそうだ。 見ているようで、見ていない? なんだかややこしいが、描く物を目の前にしても、その物を見ずに、頭の中にあるイメージで描いてしまっているというのだ。 描く対象を目の前にしながらも、潜在的には「思い出し絵」モードってことか。 左脳描きから右脳描きへ イメージを頼りに「思い出し絵」モードで描いているのは左脳を