記者団の取材に応じる立憲民主党の小西洋之氏=参院議員会館で2023年3月30日午後4時44分、竹内幹撮影 立憲民主党は11日の常任幹事会で、衆院憲法審査会の毎週開催を「サルのやること」などと発言した小西洋之参院議員について、幹事長注意とすると発表した。先に小西氏を参院憲法審の野党筆頭幹事から更迭した後も、日本維新の会は国会で立憲と進めてきた「共闘」の凍結を表明するなど問題が収束していない。維新との共闘に党勢回復の活路を見いだしたい立憲が焦りを募らせ、異例の「追加処分」を余儀なくされた格好だ。 「党の名誉、信頼を傷つける行為に該当すると判断し、幹事長による注意を行う」。立憲の岡田克也幹事長は常任幹事会後の記者会見で、小西氏の「サル」発言に対する党の対応を説明した。小西氏が参院政審会長の辞任を申し出て、了承されたことも明らかにし「小西氏は放送法の解釈変更を巡る問題で議論を深めることに大いに寄与