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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/FUKAMACHI (5)

  • マイケル・ジャクソン。黒人エンターテイナー特盛物語 - 深町秋生の序二段日記

    MJが死んだときはびっくりした。そういうものだ。 まああれだけのことをやって、50歳まで生きられたこと自体、奇跡のようなものだったのだろうか。彼の姿を見るたびに感じるある種のタブー感というか、アンチエイジングという言葉では片づかない居心地の悪さがつねにつきまとっていた。「少年でありたい」という前のめりなスタイルも、なんだか神に対するどでかい挑戦という感じにさえ見えた。 もはや同じ人類とは思えず、霊長類ヒト科というよりも霊長類マイケル科という新しい生物のようにさえ思えたのだけれど、彼にまつわる悲劇のストーリー自体は、それほど珍しくないように思えた。じつに黒人エンターテイナーらしい物語だったなあと。 黒人がアメリカでスターになるには、言うまでもなくハードな道を進まざるを得なくなる。多くのエンターテイナーが波乱万丈すぎる人生をすごしてきた。それこそちょっと前まではあからさまな人種差別の問題がから

    マイケル・ジャクソン。黒人エンターテイナー特盛物語 - 深町秋生の序二段日記
    fou
    fou 2009/07/03
  • 深町秋生の序二段日記

    いやあ、いよいよドラゴンボールを称する何かが劇場公開となったが、「賛否両論」という評価自体がJAROに訴えられるべきものじゃないかとぞくぞくしているところである。 だいたいテレビの予告編からして異様きわまるものであって、主役が2秒ぐらいしか出ていないところや、アルマゲドンやID4みたいな10年前の映画CGより劣化したような映像が登場したり、「主題歌、浜崎あゆみ!」と関係ないところをむやみに強調してたり、そもそもクリエイターなどという人種の人が「いいんじゃないっすか」とすかしっ屁みたいな褒め方をするという前代未聞な作られ方(とっぽいねーちゃんどもが「もう涙が止まりません」と劇場の入口でめそめそしている姿を撮った宣伝と同様にしょうもなくて笑える)がなされていて、まあここまできたら、駅前の1万円ソープと同じで「にいちゃん、これであれこれ文句つけるとは、ええ度胸してるのお」と胸ぐら掴まれても仕方が

    深町秋生の序二段日記
    fou
    fou 2009/03/14
  • 深町秋生の序二段日記

    クソ邦題「26世紀青年」こと傑作「イディオクラシー」がついにレンタル開始された。 平凡な軍人ジョーは極秘の人工冬眠プロジェクトに参加したものの、すっかり忘れられて500年もほったらかしにされ、目覚めてみればバカとマッチョきどりが支配する愚鈍社会が待っていたという物語である。ざっくり説明すると。 アメリカ中がゴミであふれかえり、倒壊しそうなビルはワイヤーでてきとうにくくりつけて現状維持。未来のハイテク機器はすでにポンコツ化していて、かろうじてメンテされてもっているだけ。頭のいいインテリはさっぱり子供なんかつくらず、トラッシュなやつらがどんどん子供を増やしていくうちに、国中がみんなトラッシュ化していったのだ。スカしたスノッブ野郎のたまり場スターバックスは風俗店になっていて、やっている映画といえば、ただ人間が屁をひってるだけの作品であり、テレビではひたすら自分のチンポコを痛めつけているだけの芸人

    深町秋生の序二段日記
    fou
    fou 2009/03/08
  • 深町秋生の序二段日記

    11月にPerfume見たさに広島へ。そのときに撮った写真である。 広島駅前に超でかいNOVAの看板。下が潰れたセガのゲーセンのシャッター。 道路のでかさに驚愕。核爆弾がきれいにみんな吹き飛ばしてしまったのだろう。爆撃がひどかった土地ほどきちんとした区画整理ができていたりする。 いたるところに川。海の近さを実感。 原爆ドーム。軽薄で新しい建物ばかりの21世紀に、全力で崩壊したものを維持しているところに侠気を感じる。 平和記念公園。でかい。何事もでかく雄大に作るのが広島の特徴かと思う。 お好み焼き。全部トッピング。でかい。そごうデパートにて。 「ここで彼女たちは鍛え上げられたのか……」と感慨にふける。嘘。Perfumeを育てた広島アクターズスクールもあるテレビ新広島のビル。ライブ会場。だが面白みに欠けるそっけないビルである。もっとPerfumeの聖地らしくするために改装すべきだ。税金を投入し

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  • 深町秋生の序二段日記

    あとがきマンガって、いつからあんなに増えたのだろう。今日は現代コミック事情。 最近の単行コミックには、「あとがきマンガ」が載っている場合が多い。ホントずいぶん増えたと思う。しかしこれって90年代前半くらいまでなかった文化だと思う。(あったらごめんなさい) 昔のジャンプコミックなどには、作品と一体なんの関係があるのかさっぱりわからないタレント(渡辺徹とか大場久美子とか)による「応援してるよ! キン肉マン!」「加納の生き様に惚れる!」なんて文章が載っていたけれど。もちろん人が書いたわけではないだろうが、今にして思えばあれもよくわからないメディア戦略だった。 あとがきマンガの大半は作者近況&自虐ネタである。締め切りがどうのとか、いかに多忙で潤いのない生活を送っているかという話が多い。おそらく同人誌コミックからの流れなんだと思うが、でもひょっとすると一番古参の部類に入るのは、オタ文化からかけ離

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