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2013年1月13日のブックマーク (2件)

  • 2013-01-06 - ぼんやり上手

    あけましておめでとうございます。お久しぶりです。 久しぶりすぎて、はてなダイアリーの書き方をちょっと忘れてしまっています。なんということでしょう……。 数少ない趣味のひとつが読書で、昨年も楽しいをそこそこいろいろ読むことができました。せっかくなのでまとめてみます。 マリオ・バルガス=リョサ『悪い娘の悪戯』 マリオ・バルガス=リョサ(通称リョサさま)の恋愛小説。 一人の男が40年にもわたって一人の「悪女」を愛し続けるというストーリーで、バルガス=リョサの作風としてもちょっと異色のものという感じです(といってもいろんな作風に挑戦する人だけど)。世界各地に神出鬼没に現れ、男たちを翻弄するミステリアスな「悪女」よりも、彼女ひとりを一途に想い続ける温厚で野心とは無縁な主人公のほうに、人間の底知れなさとワンダーを感じさせられます。 チャイナ・ミエヴィル『都市と都市』 物理的に同じ場所に重なり合う二つ

    2013-01-06 - ぼんやり上手
    fourmi
    fourmi 2013/01/13
    さいこうだあ
  • 2013-01-08 - ぼんやり上手

    以前は外国の小説ばかりを読んでましたが、昨年は日もけっこう読んだように思います。そんなわけで面白かった中編です。 木下古栗『ポジティヴシンキングの末裔』『いい女vs.いい女』 昨年はじめて木下古栗体験をし、度肝を抜かれました。「古栗は激アツ」という話は聞いてましたが、当に激アツでした。通勤電車で読みながら悶絶。なんとなくソローキンや中原昌也を思わせる作風だけど、ソローキン作品にはコンセプトが、中原昌也作品には怒りが潜んでいるのに対して、木下古栗作品には偏執的な中学生がいるような気がします(マッチョ、全裸、下ネタ、毛といったモチーフへの執拗なこだわり等)。「デーモン日暮」、「清潔感のある猥談」、「この冬…ひとりじゃない」、「自分 ―抱いてやりたい―」「屋大将」といった短編のタイトル群がすでに芸術。いつか芥川賞を獲ってほしいです。 エリック・マコーマック『隠し部屋を査察して』 不穏

    2013-01-08 - ぼんやり上手
    fourmi
    fourmi 2013/01/13
    古栗、すごそう・・・