GarageBandのような音楽制作アプリを使うと、iPadだけで実用的な演奏環境を手軽に構築できる。ただし、両手がふさがっている状態での使い勝手を最初から考慮している専用の音楽機材と異なり、この種のアプリはステージ上で楽器を演奏しながらリアルタイムに操作することが難しい。MIDI対応フットペダルを繋げば足で操作できるものの、設定が面倒で本末転倒な解決策といえる。 今回、クラウドファンディングサービスKickstarterで見つけた「RemoFinger」は、そんな悩みを一気に解決してくれるクールな機材だ。これを使えば、iPadの画面に表示される仮想的なエフェクタを、足元のペダルで操れる。 RemoFingerは、iPadの画面に取り付けた吸盤状のコネクタを、無線接続したフットペダルで操作するデバイス。足元のペダルを踏むと対応するコネクタが画面をタップしたことになり、たとえばアプリ内のエフ