数日前に近所の書店へ行った際、公的年金が当てにできない世代の「自分年金」のつくりかたという本が販売されていたので、購入して読んでみました。 著者の方波見寧(かたばみやすし)さんは、米国最大のFP会社であるイーデルマン社と契約して、イーデルマンジャパンを設立された方という事で、現役のファイナンシャル・プランナー(以下ではFPで記述)なのです。 FPの方が書いた自分年金の作り方に関する本を読むと、インデックスファンド(7月3日のブログを参照)を積み立てで購入するという、シンプルな投資法を推奨するものが多いのです。 しかし公的年金が当てにできない世代の「自分年金」のつくりかたに記載されている内容は、それらの本とは少し違っており、具体的には次のような部分になります。 (1)まとまった資金ができたら投資信託の積み立てから卒業する 方波見さんは自分年金作りを始める前にまず、病気、怪我、失業などで一時的