F-Secureのセキュリティ研究所主席研究員、ミッコ・ヒッポネン氏は、ランサムウェアがスケアウェアと“コラボレーション”している最近のトレンドについて、ユーザーに注意を呼び掛けている。 F-SecureのCRO(セキュリティ研究所主席研究員)、ミッコ・ヒッポネン氏は最近のサイバー犯罪における攻撃者の策動を興味深く見守っているようだ。特に、ランサムウェアがスケアウェアと“コラボレーション”している最近のトレンドについて、ユーザーに注意を呼び掛けている。 ヒッポネン氏が注視しているのは、エフセキュアが「Trojan:W32/DatCrypt」と呼んでいる最新のランサムウェアの挙動である。 ここで、説明の必要はないかもしれないが、幾つか用語の紹介をしておこう。ランサムウェアとは、感染したコンピュータのファイルを暗号化するなどし、その修復に対価を求めるというトロイの木馬の一種。スケアウェアは、例
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