AV評論家・麻倉怜士氏による連載「デジタル閻魔帳」。今回は、話題のハイレゾ音源を取り上げよう。ハイレゾ音源は、“ハイレゾリューション(高解像度)”というように、CD(44.1kHz/16bit)を超える情報量を持つ音楽データのことで、DSDやロスレス(可逆圧縮方式)の音源も含まれる。最近、ハイレゾ音源関連の仕事が増えたというAV評論家・麻倉怜士氏に、その魅力と最新動向を話してもらった。 ――PCオーディオ、ネットワークオーディオが盛り上がっているようです 麻倉氏: 2012年、オーディオ関連で最大の話題はハイレゾ音源配信の伸びです。最近は、私のところにくる記事執筆依頼も半分以上がハイレゾ音源関係になっているほどで、関心の高まりを実感しています。オーディオ専門誌が力を入れているのはもちろん、多くのムックが刊行されるなど動きが活発です。 ――改めてハイレゾ音源の魅力について教えてください 麻倉
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