医療関係者だけでなくジャーナリストを目指す人にも推薦したい本です。 (特別な代替療法を推薦する本でもないし、医療を否定する本でもありません) 今年発売されたナカイサヤカさん翻訳によるオフィット先生のご著書 『代替医療の光と闇 魔法を信じるかい?』の13章 エピローグ アルベルト・シュバイツァーと呪術医ーある寓話が紹介されています。 ノーマン・カズンズの『笑いと治癒力』第2章「神秘的なプラシーボ」で読むことができます。 "何年か昔、私はガボンのジャングル地帯でアフリカの呪術医を実地に見る機会に恵まれた。ランバレーネのシュヴァイツァー病院の晩餐の席で、わたしは何の気なしに、現地の住民はシュヴァイツァー病院があるおかげで、呪術医の超自然信仰に頼らずともすむ、幸運なことだと口走った。シュヴァイツァー博士はわたしにむかって、呪術医のことをどれだけ知っているかと尋ねた/わたしは自分の無知の罠に落ちたの