女優宮崎あおい(22)がNHK大河ドラマ史上最年少で主演する「篤姫」と並行して映画「少年メリケンサック」(今秋公開)に主演することが4日、分かった。撮影は3月中旬から約1カ月間で人気脚本家の宮藤官九郎(37)が脚本、監督を手掛ける。大河の収録休み期間を利用するとはいえ、意外な鉄人ぶりを発揮、熱望していた「クドカン作品」に挑む。 収録期間は1年3カ月に及び、芸能界を通じてその年「最も多忙な俳優」となるはずの大河ドラマ主演者が、まったく異質のクドカン映画と「二重契約」していた。宮崎があえて「少年-」の出演を決めたのは、クドカン作品だったから。演じるのは、レコード会社の新人発掘を担当する契約OL。動画サイトで4人組凶暴パンクバンド「少年-」を発掘し、担当することになって始まるコメディーだ。宮崎は「以前から『ピンポン』など宮藤さんの作り出す魅力的な登場人物や世界観がすごく好きで、いつかご一緒させて