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ブックマーク / www.seikyusha.co.jp (3)

  • 最終回 中居正広と「中居くん」 | 青弓社

    太田省一(社会学者。著書に『紅白歌合戦と日人』〔筑摩書房〕、『社会は笑う・増補版』〔青弓社〕など) 「中居くん」と呼びたい 番外篇を入れると、この連載も今回で区切りのいい10回目。ということで、ひとまず最終回を迎える。中居正広という存在の魅力にどれだけ迫れたかとなると全く心もとないが、今回は、その多彩な顔に改めてスポットライトを当てながら、ここまでの話を振り返ってみたい。 これまで書きながら気づいたことがある。芸能人はたくさんの名前を持っているということだ。愛称や呼び名があり、ドラマや映画、そしてコントで演じる役名がある。いや、芸能人だからというよりも、それは中居正広だからこそかもしれない。これほど多くの名前を持っている芸能人も珍しいだろう。それはそのまま、中居正広という存在の多面的な魅力を表しているように思える。 中居正広の愛称としてまず浮かぶのは、やはり「中居くん」ではないだろう

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    freedom97 2015/03/22
  • 第2回 中居正広とヤンキー | 青弓社

    太田省一(社会学者。著書に『紅白歌合戦と日人』〔筑摩書房〕、『社会は笑う・増補版』〔青弓社〕など) イタい私服 前回は「中居正広と」というテーマで話を進めたのだが、「中居くんとの話なのにあのにはふれないの?」と思った方もいらっしゃったかもしれない。「あの」とは、『私服だらけの中居正広増刊号~輝いて~』(扶桑社)のことである。2009年に第1弾が発売されてベストセラーになり、その年のタレント部門売上第1位にもなった。その後、『Part2』(2012年)、『Part3』(2013年)と続き、今年4月には『Part4』が出版された。 ご存じの方も多いだろうが、このは、この3月で32年の歴史に幕を閉じた『森田一義アワー 笑っていいとも!』(フジテレビ系、1982―2014年)から生まれた企画である。そもそもの発端は、『笑っていいとも!増刊号』のなかで中居正広の私服センスが話題になっ

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    freedom97 2014/07/06
  • 第4回 映画にみる「セックス恐怖症」の女子たち | 青弓社

    真魚八重子(映画文筆業。「映画秘宝」「キネマ旬報」「TRASH UP」ほかで執筆多数) 第3回のメンヘル系女子でとりあげた映画『17歳のカルテ』で、境界性人格障害と診断されたウィノナ・ライダーは、症状として「淫乱性」をあげられていた。前回ふれた映画では、それぞれのキャラでやけっぱちな性衝動が目立っていたが、実際のところ、そんな画一的ではなくて、誰しもが当てはまるわけではない。メンヘルでも、リスカする人もいればしない人もいる。同様に、性衝動で同じ傾向が出るものではない。 世間には「性嫌悪症」が激しい人も多い。もちろんセックスへの恐怖が心の病気という意味ではなく、あまりにこじらせて病に発展してしまう場合があるということで、特に映画表現は過剰になるから、レアケースを描くことになる。性嫌悪症自体も色々原因があり、不潔感を覚えるという根源的な感覚だったり、親の潔癖なしつけや、小さい頃不快な経験があっ

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    freedom97 2013/10/20
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