韓国の南部沿岸沖で沈没したセウォル(Sewol)号から引き揚げられた遺体の身元確認のために、DNAサンプルを提供する行方不明者の親族(2014年4月19日撮影)。(c)AFP/ED JONES 【4月20日 AFP】(一部更新)韓国の南部沿岸沖で16日朝に起きた旅客船の沈没事故で、行方不明者の捜索に当たっていたダイバーらは20日午前0時(日本時間同)前、船内から3人の遺体を収容した。今回の沈没事故で旅客船内から遺体が収容されたのは初めてで、これによって捜索救助活動は新たな厳しい局面を迎えた。 海洋警察職員がAFPに語ったところによると、ダイバーらは客室の窓を割って、19日朝の捜索時に発見されていたが収容されていなかった3人の遺体を引き揚げた。 3人は全員ライフジャケットを身に着けており、うち2人は男性で、残る1人の性別は現時点で確認できていないという。 その後20日午前中に、さらに13人の