多重人格の最たる「あるある」それは交代人格なるものであろう。今日はこれについて「わたしの場合」を書きたい。 わたしは友人に自分が多重人格障害であることをそれほど話してはいない。それほどというのは話していたり、話していなかったりである。ちゃんと話しているのは数人だ。 この人には話したほうがいい、そうだそのほうがいい、わたしはきよぶたの意気込みで「‥‥まあ世の中には”解離性同一性障害”っていう脳の病気があるんだけど‥‥まあ90年代の米国の一人の精神科医がね‥‥」ともごもご。 すると彼女または彼が「知ってるよ。それで今喋ってるのウサ男?」などと返してきたりする。これ。これよ。リアル多重人格。赤っ恥だ(病気とはいえこの状況は恥ずかしいわけです)。 人づてだが交代人格の万引きに悩む患者さんを知っている。それ系の本には知らぬ間に見知らぬ男と肉体関係を持ち泥沼になるなどとある。交代人格の交代のポイントと