タグ

ブックマーク / d1953coldsummer.blog64.fc2.com (6)

  • 『シン・ゴジラ』 - 滅びゆく日本の断末魔 - 1953ColdSummer

    シ ン・ゴジラ SHIN GODZLLA 2016/日 総監督/庵野秀明 監督/樋口真嗣 出演/長谷川博己/竹野内豊/石原さとみ/高良健吾/松尾諭/市川実日子/余貴美子/國村隼/平泉成/柄明/大杉漣/他  現実(ニッポン)対虚構(ゴジラ)。  毎日々々よくもまあ飽きもせずに暑いのと、各位のポジショントークが面白すぎた所為で観てから一週間以上経ってようやく『シン・ゴジラ』について何らかをば書く次第です。シン・ゴジラ。個人的には総監督が庵野秀明であるとかそういう事はどうでもよくて、と書くと少し語弊があるので補筆させていただきますと、少年エースでエヴァンゲリオンが始まった当時にアッ何かこれ面白そうと読み始めて(ついでにアニメも観始めて)、社会現象だセカイ系だと祭り上げられるにつれ段々とシラケていった程度の人間が言う「どうでもよくて」だと認識していただけると幸いです。滝竜彦先生がああなられた

    『シン・ゴジラ』 - 滅びゆく日本の断末魔 - 1953ColdSummer
  • クジラをブッ殺して何が悪い! 人間をブッ殺して何が悪い!『レイキャヴィク・ホエール・ウォッチング・マサカー』 - 1953ColdSummer

    1953ColdSummer : クジラをブッ殺して何が悪い! 人間をブッ殺して何が悪い!『レイキャヴィク・ホエール・ウォッチング・マサカー』 レイキャヴィク・ホエール・ウォッチング・マサカー  REYKJAVIK WHALE WATCHING MASSACRE 2011/アイスランド R15+ 監督:ユリウス・ケンプ  海洋版『悪魔のいけにえ』との誉れも高い、アイスランドで初めてのスプラッタ映画。  なのだが、捕鯨問題という、何というか、くそややこしい、くそめんどうな、くそポリティカルな背景が大前提としてあるがため、普段からノンポリを貫徹、選挙に行けば投票用紙に「みんな大好き!」と書いて投票することで有名な弊ブログでは、少しく扱い辛い映画ではある。  ということで、捕鯨に関してはなるべく触れずして稿を進めようと思う。  ところで、アイスランドといえば日と比肩する捕鯨大国であるのだね。

  • 『神の子どもたちはみな踊る』それ、本当にあなたの意思ですか? - 1953ColdSummer

    神の子どもたちはみな踊る ALL GOD'S CHILDREN CAN DANCE 2010/アメリカ PG12 監督:ロバート・ログヴァル 原作:村上春樹『神の子どもたちはみな踊る』  トラン・アン・ユン『ノルウェイの森』(自分の感想はこちら)の影に隠れ気味ながらも、インディーズ・ムービーとしていつの間にか撮影されていたロバート・ログヴァル監督の長編デビュー作品。  村上春樹の短編集の表題作『神の子どもたちはみな踊る』の映画化であり、主人公ケンゴは中国系に、舞台はコリアン・タウンへと、大胆な換骨奪胎が成されていて、多国籍風なエキゾチックさに視覚を通じて脳味噌をくすぐられる感じが心地良い。宗教というたいへん面倒臭いテーマを扱いながらも、画面の端々に至るまで神経を行き届かせ、宗教の胡散臭さ、無意味さ、現実逃避といった負の要素を希釈することにはまあ、成功しているのだろうと思う。それが監督の意図

  • 『アンストッパブル』 超重量級の鋼鉄の塊がガオォー! これは紛れもない「怪獣映画」だ! (2011/アメリカ G 監督:トニー・スコット) - 1953ColdSummer

    1953ColdSummer : 『アンストッパブル』 超重量級の鋼鉄の塊がガオォー! これは紛れもない「怪獣映画」だ! (2011/アメリカ G 監督:トニー・スコット) この前、ちょこっと「ネタバレ程度で価値が無くなる映画はその程度の映画だってことだよね」というような話をしていたのだが、こと「ジャンル映画」に関しては、ネタバレ程度では価値は落ちない(落ちにくい)と断言していいと思う。  と言うのも、ジャンル映画にはおおよそフォーマット、テンプレートと呼べるようなものが存在し、殺人鬼に追いかけられようが、大災害に見舞われようが、宇宙人がかっこいい機械で襲撃してこようが、無意識下に認識しているそのフォーマット、テンプレートのお陰で、観ているこちらには安心感があるのだ。それを無意識下に形成するに至った経緯はまた別の話なので置いといて、とにかく、ネタバレされたってまったく価値が落ちない暴走貨物

  • 『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』 神話の時代からの問いかけにジョニー・トーが出した答え。 (2010/フランス・香港 R15+ 監督:ジョニー・トー) - 1953ColdSummer

    1953ColdSummer : 『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』 神話の時代からの問いかけにジョニー・トーが出した答え。 (2010/フランス・香港 R15+ 監督:ジョニー・トー) 映画という娯楽の質が「見世物性」であるという主張には、明確にして単純過ぎる理由がある。    それは、「観ていて面白いか否か」が唯一にして絶対の判断基準であるが故に、である。どう取り繕おうが、どんなレトリックを弄しようが、幼稚な性善説を振りかざそうが、その判断基準は覆らない。だが、一部の人間はその事実に目を塞ぎ耳を塞いでいることも確かで、例えば、人間が切株にされたり、あまりにも露悪的な文脈/演出に対し、「芸術性が無い」「文学性が無い」などとたいへんわけの分からんことを言い、「どや?」と反論したつもりでいる。ここで、切株や露悪だって悪魔主義的な創造に基づいた芸術だよ、そもそも芸術や文学も「娯楽」の一種だろう

  • 『サマーウォーズ』を称揚しているバカは『恋空』の悪口も言うんじゃねえぞ! Kill The Anime Otaku!!!!! 1953ColdSummer

    まず『サマーウォーズ』というアニメ映画に関しては、こういった正当な感想がネット上に多々アップされているということを前提に話を進める。  アナーキーな自警団「サマーウォーズ」 - 深町秋生のベテラン日記  (*´Д`)=з「サマーウォーズ」 - ゾンビ、カンフー、ロックンロール  メシウマの無い物語『サマーウォーズ』 - くりごはんが嫌い  CinemaScape/Comment: サマーウォーズ シナリオがメチャクチャ。年ワースト級の駄作  『サマーウォーズ』 これ誰が褒めてるの? (2009/日 監督:細田守) 1953ColdSummer  他にも読むべき感想はあるのだが、すべてを羅列していると日が暮れるので(もう暮れているけど)、以上の感想が『サマーウォーズ』というアニメ映画質を分かりやすくダイレクトに伝えているものとして提示した。 『サマーウォーズ』は、普段アニメしか観ない

    frivolousman
    frivolousman 2010/11/02
    本を読んだんだけどお話が「学研のマンガ」のような手触りだった。いや「進研ゼミ」か。まあ記憶には残らない。
  • 1