「読書芸人」として知られるヒコロヒーさんが、「アメトーーク!」で紹介し、大きな話題となっているブルーバックスの名著『宇宙人と出会う前に読む本』。 イギリスの富豪リチャード・ブランソンやAmazon創業者ジェフ・ベゾスら民間人が次々と有人宇宙飛行に成功し、地球人が宇宙との距離を縮めているなか、もし宇宙人と出会うことがあったら、わたしたちはどう振る舞うべきなのか――。 そんな問題意識で書かれた同書から、一部を抜粋しておとどけします。 これは、そう遠くない未来に、太陽系から遠く離れたところに建設された、天の川銀河の宇宙人が集う「惑星際宇宙ステーション」を、地球人代表の一人として訪れたあなたが遭遇した、貴重な体験の記録です。 とある宇宙カフェにて 地球人代表は各国政府の高官や、ノーベル賞クラスの科学者らそうそうたるメンバーで構成されていて、彼らはステーションに着くなり忙しそうにあちこちへ消えていき