火を使わないのに火事!? IH調理器事故続発で対策強化 (1/2ページ) 2009.6.3 00:51 火を使わないから安全なはずのIH調理器で、ガスコンロと同じような感覚で使い、火災事故などが頻発している。これを受け、経済産業省はメーカーに対し、PR強化の要請に乗り出す。IH調理器は販売台数が急増、オール電化を進めたい電力会社と、食い止めたいガス会社の販売競争が激化しており、経産省は「消費者への啓発が置き去りになり、事故が深刻化する可能性もある」と警告している。 「天ぷらの調理中に目を離した」「節約のために油を減らしていた」「IH調理器に使えない鍋を使ってしまった」…。 IH調理器の販売数が年々増加しているなか、こんな誤った使い方による火災などが相次いでいる。 誤使用の原因について、東京電力では「長年、ガスコンロを使ってきた感覚や習慣にとらわれているのではないか。火が出ないため、ついつ