「本のデジタル化」ではなく「紙のデジタル化」――ソニーのデジタルペーパー「DPT-S1」はそんなポジションを担っている。果たしてどんな分野でこの製品は注目されているのだろうか。 ソニービジネスソリューションは11月8日、「教育ソリューションフォーラム2013」を都内で開催した。副題に「大学におけるデジタルペーパーの効用とその期待について」とあるように、早稲田大学、立命館大学、法政大学などで行われているデジタルペーパーの実証実験に関する最新情報や、ソニーが12月3日から発売するデジタルペーパー「DPT-S1」を体験できるとあって、多くの教育関係者が来場していた。 「デジタルペーパー」は紙を代替し、PCやタブレットと併用するもの 同フォーラムの冒頭を飾ったのが、ソニー V&M事業本部 デジタルリーディング事業部 事業部長 野口不二夫氏。野口氏はDPT-S1を、Readerのような電子書籍リーダ
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