PROFILE 佐藤竜雄(Sato Tatsuo) アニメーション監督。1964年7月7日生まれ。神奈川県大磯町出身。主な監督作品は『飛べ!イサミ』『機動戦艦ナデシコ Martian Successor NADESICO』『ねこぢる草』『学園戦記ムリョウ』『宇宙のステルヴィア』など。現在は次回作の企画と『機動戦艦ナデシコ』のリマスター作業を進めている。オフィシャルHPのサトウタツオ通信[http://www.dragon-brave.com/]もチェック! PROFILE 小黒祐一郎(Oguro Yuichiro) アニメ雑誌編集者。1964年5月1日生まれ。埼玉県出身。「WEBアニメスタイル」編集長で、ニックネームはアニメ様。現在は「アニメージュ」(徳間書店)で「この人に話を聞きたい」を連載中。小黒の「編集長メモ」[http://animesama.cocolog-nifty.com/]
少し前に『時をかける少女』制作中の細田守監督と「映画とは何か?」をテーマに話をしてきました。これは僕にとって、ここ数年間、ずっと気になっていた事なんです。「映画館で公開されたものは全部、映画だ」と言ってしまっても間違いではありません。それがシンプルな定義です。ですが、人がある作品について「これは映画だ!」と言う場合、別の基準で「映画かどうか」を判断して言っているわけですよね。その定義は人によって、また場合によっても違うはずです。そんな事について、ちょっと考えてみましょう。 小黒 ここ数年、「映画」というものが気になっているんだ。「映画って何なんだろう」みたいな事を考えたりしているわけ。 細田 どうしたんですか。アニメ様が映画を気にするなんて(笑)。 小黒 映画が分かってないと、アニメも分からないと思ったからなんだよ。アニメの劇場作品について「これは映画だ」とか「これは映画ではない」と言った
約1年間続けてきたこのコーナーも最終回。ラストを締めくくるのは、アニメ界の重鎮である富野由悠季監督だ。あえて『ガンダム』から離れて、人間の生き死にという深いテーマから滑り出した話は、現代社会の問題点、未来への提言、そして音楽についてまで幅広く言及した、実りの多い内容となった。本音で熱く語る富野氏と、それを真正面から受け止める石川さん。ストレートで包み隠さない言葉のやりとりの中に、お互いの考えや人柄が滲み出た対談となった。 富野「最終回だから年寄りなんだ。僕はほとんど役立ちませんよ」 石川「今までの対談は仕事に向かう姿勢とか、自分の立ち位置みたいな話をうかがってきましたが、監督とは『ガンダム』の話ではなくて、監督ならではのもっと違う話をしたいなと思っています。“生き死に”についてはどうでしょうか? というのも最近、私のことを娘のように可愛がってくれた叔母が亡くなったんですね。それで叔母の遺品
機動戦士ガンダムの1日1話配信は欠かさず見ています。 Dead or Dying org—ª‚µ‚Ä‚c�D‚n�D‚c�D‚n�D ということで、上記リンクから動画プレイヤーの置いてあるページに飛べます。見よう!機動戦士ガンダム! ガンダムを読む - 未来私考 ブログのやる気がないと言っておきながら、やはりガンダムは神なのでブログを書きたくなれば書く。 そういうものだ。 ちなみに、囚人022さんが「テレビ版が神と決めつけるのはどうかと思う」とおっしゃっていますが。 私も先日、劇場版ガンダム3部作を新宿ピカデリーのリバイバル上映で見たら、軽く失禁するほど面白すぎたので、劇場版も神です。劇場は圧倒されるので宗教体験を起こしやすいですね。 Zガンダムの時は腰を抜かしましたし。 で、表題のホウレンソウですが、富野アニメはホウレンソウの描写が徹底しています。 逆に、富野監督以外の人が作ったガンダム
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同じ新潟市在住ということが判明したので、「自問自答」のRy0さん(id:jimonjitou)と呑んできました。 ふだんはオフ会などでも少人数で長く喋ることはむずかしいのですが、この日はたった3人で6時間にわたってオタクトークしました。楽しかった! 当然、色々な話が出たわけですが、なかでも興味深かったのは、現在の若いオタクたちの実相。いまの大学では、たとえば野球や音楽の話題などに混じって、普通にアニメの話が出て来る、オタク文化の大衆化はそこまで進んでいる、ということでした。 へえ、うわさには聞いていたけれど、本当なんだ。ただ、そこで出る話題は、やっぱり薄い、『らき☆すた』とか『けいおん!』とか、だれが可愛いとか萌えるとか、そういう話がメインであり、少し踏み込んだ話をすると浮く、と。 なるほど、わかるわかる。ある意味、予想通りですね。 その話をきいて思ったのは、昔のオタクが一般人のなかで孤立
ライトノベル作家、浅井ラボが、テケトーに語ります。他人様の日記がおもしろかったので、論旨転載。 いまの女子ラノベはたったひとつしか売れるパターンがなく「異世界ファンタジーで、誰からも嫌われない性格の特別なスペックもつお姫さまが、完璧な王子さまとラブラブになっていつか結婚する」のだそうです。個人の好き嫌いではなく、統計学的に有効な平均値として、売れるパターンがね。 当人様の日記にあるように、女子読者に多いある程度成績が良い女の子は、現実の人間関係が辛くて、現実っぽいものは嫌い。でも妄想のような夢物語に没入できるほど頭が弱くもない。 能力スペックは嘘すぎるが、性格スペックならまだなんとかなりそうと思える。完璧な王子様というより、世間的には完璧なんだけど内面的に抱えた問題をヒロインの性格スペックが救い、補完することで恋愛となり、それが物語の調和にもなるとは補足。そういう大多数の女の子の欲望
コメント欄にて「何で海外では日本みたいなクソ労働環境で長時間労働をしなくても社会が動くのか?」といった類いのモノを見かけるけど、これは真っ当な疑問だと思う。何せサビ残、休日出勤当たり前、有給も満足に取れないようなエグイ環境で理不尽に耐えながら馬車馬のように長時間労働を強いられてる国が、連日定時退社、有給完全消化でワークライフバランスの取れた国に国民一人当たりGDPで遥かに後塵を拝してるんだから何かがおかしいに決まってるよな。 この件に関して、前回のエントリーで日本のホワイトカラーの生産性の低さについて言及していたドイツ在住のなまけものさんのコメントがspot on(ズバリその通り!)だったのでここで引用したい。 1.シンガポールで働いている場合。(一般的な欧米でもいいです) ■ 無駄な仕事はしなくて良い。 ■ 仕事が終わったらすぐ帰れる。 ■ 無駄な業務を見つけて改善提案した
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