播磨灘の漁業者らでつくる兵庫県播磨灘船曳網漁業連合会は11日、漁獲量が振るわず、来年以降の資源を確保するため、同日に始まったイカナゴのシンコ(稚魚)漁を終えると決めた。兵庫県漁業協同組合連合会(明石市)によると、県内でシンコ漁が1日で打ち切られるのは初めて。 大阪湾でも、漁業者らは漁獲量の減少から漁は行わず、今季は異例の対応となった。県漁連によると、11日の主要3漁協でのシンコの漁獲量は前年解禁日の約2割にとどまった。このため、鮮魚店などでの店頭価格も昨年を上回る高値が付いた。(三宅晃貴)
記録的な不漁が続き、スーパーでは例年に比べ高値で並ぶ秋の味覚サンマ。「さんま祭り」では初物が間に合わず、冷凍の魚を使う事態も相次ぎました。“異変”はサンマにとどまらず、北海道などではスルメイカも激減。 実は身近な海の幸が日本周辺の漁場から姿を消しつつあるんです。背景の1つとされているのが地球温暖化による海水温の上昇。海ではいったい何が起きているんでしょうか? 秋の魚の代表格・サンマは海面近くの水温が10度から15度になる8月以降、北海道から千葉県にかけて来遊します。 この時期から各地でサンマ漁が盛んになりますが、ここ数年、不漁が続き、ことしも漁業者から悲鳴が上がりました。 先月中旬には北海道根室市の港で、サンマの水揚げがなく競りができない異例の事態となったほか、岩手県大船渡市の祭りでは不漁で初物の水揚げが間に合わず冷凍のサンマがふるまわれました。 なぜ、サンマがとれないのか。 背景の1つと
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