米Microsoftは5月22日(米国時間)、サーバー仮想化製品提供のロードマップを発表した。次期サーバーOS「Windows Server Longhorn」向けの仮想化ソフトや仮想データセンターの管理ツールで、合わせてアプリケーション仮想化技術の米Softricityを買収する計画も明らかにした。 Longhornサーバー向けの仮想化ソフト「Windows hypervisor」(開発コード名「Viridian」)は、1台のサーバー上で複数のOSを動作させる。年内にベータ版をリリースし、RTM(製造工程向け)版をLonghornサーバーのRTM版リリースから180日以内にリリースする。Microsoftは当初、Longhornサーバーに仮想化技術を統合する予定だったが計画を変更した。 管理ツールの「Microsoft System Center Virtual Machine Mana
ヴイエムウェア株式会社は4月4日、仮想マシン環境の定義とフォーマット設定に使用されるディスクフォーマットの規格を無償で公開すると発表した。公開されたディスクフォーマットには、デベロッパやソフトウェアベンダでの利用を想定し、GPLなどのオープンソースライセンスを使用する環境に適合したオープンなライセンスが含まれている。 今回公開されたのは、同社の仮想マシンで使われているディスクフォーマット。ディスクフォーマットには、仮想マシン環境とその保存方法が定められているため、仮想マシン環境を対象としたパッチやプロビジョニング、セキュリティ、管理、バックアップなどのソリューションを実現するには、ディスクフォーマットに強く依存する。今回のオープン化によって、仮想マシンを対象とした製品の開発に貢献することになると同社ではみている。 同社の製品およびアライアンス担当副社長であるブライアン・ビュン氏は、「仮想マ
米Sun Microsystemsは3月22日(米国時間)、コンピュータ能力をオンデマンドで配信する「Sun Grid Compute Utility」のパイロット版の提供を開始したと発表した。料金は1CPUあたり1時間1ドルで、米国ユーザーのみを対象とする。今後数カ月以内に正式サービスを開始する予定。 Sun Grid Compute Utilityは、同社のデータセンターにあるCPUを、必要に応じて利用できる従量課金サービスで、2005年2月に最初に構想を発表した。これまでは、Sunのパートナーなど一部の企業・組織に限定して提供してきたが、今回米国内で広く一般に開放した。サービス提供にあたり、SunはAdvanced Micro Devices(AMD)のOpteronとSolaris 10ベースの「Sun Fire」で構成するグリッドシステムを構築している。 利用者は、インターネット
ブロケードコミュニケーションズシステムズ株式会社(以下、ブロケード)、マイクロソフト株式会社、エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)の3社は2月8日、WAFS(広域ファイルサービス)統合ソリューションの共同検証を開始すると発表した。期間は同日から2月末までを予定しており、成果はNTT Comのホスティングサービス「AGILIT」の一部として展開されるという。 WAFSとは、企業の各拠点に配置されているファイルサーバーをデータセンターなどの中央拠点へ統合し、管理・運用コストの削減、セキュリティ向上などを図るソリューション。ブロケードではWAFSを実現するための製品として、Windows環境で利用されるCIFSプロトコルを最適化可能な「Tapestry WAFS」アプライアンスを提供している。 今回の実験では、こうした特性を持つ同製品とWindows Serve
米IBMは1月30日(米国時間)、無料で利用できるRDBMS製品「DB2 Express-C」のダウンロード提供を開始した。主力データベース製品「DB2」がベースで、動作するハードウェアと機能に制限がある。すでに米Oracle、米MicrosoftもDB製品の無料版を提供しており、IBMも後を追うかっこう。 コア部分はDB2と同じ。データベースのサイズやユーザー数の制限はないが、CPUは最大で2CPU、メインメモリは4GBまでの制限が設けられている。また、データベース・パーティショニングやクエリー・パトローラーなどの一部機能が利用できない。OSはWindows版とLinux版があり、32/64ビットに対応する。 コミュニティベースのサポートは受けられるが、必要に応じてIBMが有料サポートを提供する。同社はユーザーがExpress-Cの使用を経て、有料版に移行することを期待している。 DB製
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く