米Sun Microsystemsは3月22日(米国時間)、コンピュータ能力をオンデマンドで配信する「Sun Grid Compute Utility」のパイロット版の提供を開始したと発表した。料金は1CPUあたり1時間1ドルで、米国ユーザーのみを対象とする。今後数カ月以内に正式サービスを開始する予定。 Sun Grid Compute Utilityは、同社のデータセンターにあるCPUを、必要に応じて利用できる従量課金サービスで、2005年2月に最初に構想を発表した。これまでは、Sunのパートナーなど一部の企業・組織に限定して提供してきたが、今回米国内で広く一般に開放した。サービス提供にあたり、SunはAdvanced Micro Devices(AMD)のOpteronとSolaris 10ベースの「Sun Fire」で構成するグリッドシステムを構築している。 利用者は、インターネット