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検査項目 JLAC10 検体量 (mL) 容器 キャップ カラー 保存 (安定性) 所要 日数 実施料 判断料 検査方法 基準値 (単位) 免疫グロブリン遊離L鎖κ/λ比(フリーライトチェーン) 5A141-0000-023-062 血清 0.8 S09 ↓ A00 2~4 388 ※6 ラテックス比濁法 κ型 3.3~19.4(mg/L) λ型 5.7~26.3(mg/L) κ/λ比 0.26~1.65 備考 &1 [R622 9]免疫グロブリン遊離L鎖κ/λ比(フリーライトチェーン)検査結果について(試薬メーカー資料より引用) ・本測定結果は,補助診断としてご利用ください。 ・ 診断・治療を決定する場合,また,臨床経過と測定値が一致しない場合は,病歴や他の検査所見も参考にして,総合的判断で行ってください。 ・遊離L鎖の増加のため,抗原過剰により,予想外に低い測定値を示すこともあります。
報告形態 コード7784:κ/λ比 コード7785:κ型 コード7786:λ型 [留意事項] 遊離L鎖κ、遊離L鎖λのいずれか0.5mg/L未満の場合、κ/λ比は「算出不可」で報告させていただきます。 ・免疫グロブリンは、血液細胞のひとつである形質細胞から産生され、H鎖(重鎖:heavy chain)とL鎖(軽鎖:light chain)から構成されています。 ・多発性骨髄腫に代表される単クローン性マクログロブリン血症においては、免疫グロブリン遊離L鎖(free light chain)が血中に多く産生されることが知られており、κ/λ比は疾患特異的に大きく変動するため診断や経過観察、治療薬の効果判定に有用です。
免疫グロブリンの構成成分軽鎖のうち血中に遊離したk、λ鎖を定量する検査である。 免疫グロブリンは、液性免疫の主体をなすタンパク質であり、Bリンパ球から分化した形質細胞によって主に骨髄で産生される。成人では血中濃度が高い順にIgG,A,M,D,Eの5つのクラスが存在する。基本形としてそれぞれ、2本1組のheavy chain(H鎖)と、それより分子の小さいlight chain(L鎖)で構成されている。H鎖は免疫グロブリンのクラスにより立体構造が異なっているが、L鎖は各免疫グロブリンに共通で、2本1組のκ鎖またはλ鎖により構成される。このH鎖とL鎖が1組ずつ結合した形を基本構造として、免疫グロブリンは多クローン性といわれる多様な抗原に反応できる体制を整えている。 血液系の悪性腫瘍である多発性骨髄腫(multiple myeloma:MM)は、特定クローンの形質細胞が腫瘍性に増殖し、単クローン
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