市内の中学校51校が参加して行われた川崎市総体サッカー大会で、宮前平中が初優勝を果たした。 9月22日から10月8日までトーナメント戦で争われた同大会。宮前平中はシードで2回戦から出場した。準々決勝で有馬、準決勝では宮崎と、いずれも区内対決を制して決勝の生田戦に臨んだ。ここまで4試合の失点はわずか1。決勝も3対0と完封した。顧問の増渕賢一教諭は「PKや延長など、楽な試合は1つもなかった」と大会を振り返る。ゲームキャプテンを務める喜屋武匠さんも「夏の大会では失点しても取り返す攻撃力で勝ってきたが、今大会は得点は奪えなくても守備陣が頑張ってくれた」と勝因を話す。 チームは7月の県総体川崎ブロック大会で準優勝し、関東大会に出場。結果は1回戦で敗れたが、部長の屋比久就平さんは「関東での経験と悔しさをバネにできた」とチームの成長に胸を張る。増渕教諭は「秋の大会は過去4年、3回決勝で敗れていたので、優
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