<J1:川崎F2-1清水>◇第17節◇17日◇等々力 清水は1-2で川崎Fに逆転負けした。前半15分に、リーグ戦6試合ぶりに先発のFW矢島卓郎(24)が、右足ボレーでリーグ戦今季初得点を決めた。それでも後半に川崎Fの猛攻にあって2失点。逆転を許し2連敗で15位とした。 眠れるエースが、ついに目覚めた。前半15分。矢島はMF兵働の左クロスを胸トラップして素早く反転。ゴールを視界にとらえると、右足をしならせてボレー。たたきつけられたボールは、ゴールへ。今季リーグ戦出場778分目に訪れた、矢島の同初得点。背番号9の周りには、オレンジの歓喜の輪が広がった。 ここまで長く、苦しんだ。FW陣の柱と期待されながらリーグ戦では無得点。腰痛と左もも裏痛にも見舞われ、5月6日新潟戦から欠場した。快方に向かわない体に焦ることもあったが「自分の体をもっと考えないと」。立つ、歩くという生活での基本動作ですら、気にし
“説明できない”谷口 五輪へ本能の2発 “本能の男”が五輪前に大爆発した。J1第17節最終日、川崎Fの北京五輪代表MF谷口博之(23)が、ホームでの清水戦で同点、勝ち越し弾の2得点の大活躍を見せた。五輪代表発表後初の公式戦は先制されたが、後半30、43分に立て続けにゴールして2―1と逆転。観戦した反町康治監督(44)の前で猛アピールした。リーグ戦はこの日で前半戦の17試合が終了した。 ゴール前に、谷口がいた。後半30分、FWジュニーニョのクロスのこぼれ球が谷口の前に転がった。右足で同点弾。43分には左の山岸が放ったシュートをGKがはじいたボールの先に、またも谷口がいた。左足で力強く勝ち越し弾を叩き込んだ。2戦ぶりの勝利、大逆転勝ちの立役者は間違いなく、谷口だった。 「悪い流れを断ち切れて良かった。常にGKのこぼれ球とかを狙っているので。2点とも簡単なゴールだから」。今季6得点目に平
<J1:川崎F2-1清水>◇第17節◇17日◇等々力 川崎Fの高畠勉監督(40)は、勝利で終えた前半戦について「夏場のハードな中で一体感を欠いた」と振り返った。勝ち点26の6位で折り返したが、後半戦に向け「1、2発(ゴールを)食って目を覚ますんじゃ遅い。夏場の戦い方としてはFW、MF、DFのラインをコンパクトにして、後ろからしっかり攻撃を組み立てていかないと」と課題を口にした。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く