首位鹿島に勝ち点3差の5位川崎Fが、負けられないホーム2連戦を前に、4万円を「先行投資」した。23日のG大阪戦を控えた21日に、ホームの等々力競技場を借り切り、非公開練習を行った。同競技場は川崎市の施設で、この日の使用料は2万円だった。29日の神戸戦に向け27日にも借りる予定で、逆転優勝のため計4万円を出費する。 同競技場での練習は本番に近い環境で集中することが目的で、今季5回目。過去1勝2分け1敗だが、10月4日の3位大分との上位対決では3-0で快勝し、5位から3位に浮上し効果が出た。試合開始時間と同じ午後1時に始まった約2時間の練習を終え、FW鄭は「やっぱり芝がいい。普段と違う雰囲気で気分を一新できた」。公式戦2連敗で落ち気味だった雰囲気は、戦闘モードに変わった。 この時期は高校サッカー選手権神奈川県予選など行事が多く、芝の養生も必要なため競技場の空き日はほとんどない。その中、使用を認