チーム引っ張る中盤の核=充実の中村憲−サッカー日本代表 チーム引っ張る中盤の核=充実の中村憲−サッカー日本代表 合宿4日目にして初めて行った紅白戦を、岡田監督は「全体的にモチベーションは高い。あれだけやってくれたのは誤算」と満足そうに振り返った。主力組の要としてチームを引っ張ったのは、守備的MFの中村憲(川崎)だ。 相手守備の穴を見つけて前線にパスを通すだけでなく、得意のミドルシュートも決めた。この日は青木(鹿島)とコンビを組んだが、もう一人の守備的MFで初招集の谷口は川崎のチームメート。連係に問題はない。中村俊(セルティック)ら海外組、遠藤(G大阪)が不在のイエメン戦では、中盤の核としてゲームを組み立てる役割が期待される。 オシム前監督にその才能を見いだされ、岡田ジャパンでも欠くことのできない存在となった28歳。「チームとしてやろうとする芯はぶれていない」と充実した日々を過ごしている