18日の名古屋戦に大勝し、首位戦線に名乗りを上げたばかりの川崎に難題が浮上した。来日3季目のレナチーニョが、「造反」ともとれる無断帰国。外国人選手を掌握する難しさがあらためて浮き彫りとなった。 「使ってもらえないから戦力じゃない、と短絡的に考えていたようだ」と高畠監督。布陣変更に伴いFW枠が減った影響もあり、レナチーニョは8月1日の仙台戦で今季初めて先発落ち。以降、出場機会が減少すると、体調不良を理由にグラウンドへ出なくなった。 一度は謝罪して制裁金を支払う形で復帰したものの、調整不足から名古屋戦のメンバーを外されたことで再び練習参加を拒否。クラブ関係者がこの日の航空機で離日したことを確認したが、連絡はなかったという。 川崎は以前にもフッキ(現ポルト)が起用法の不満を理由に開幕直後に移籍したり、ジュニーニョが繰り返し退団を示唆したりするなど、外国人選手をめぐるピッチ外の騒動が少なくな