【ローマ】フランシスコ・ローマ法王は26日、8カ月前の就任以来初めての「ミッション・マニフェスト」を発表し、カトリック教会が改めて貧者に的を絞って活動するとともに、グローバル資本主義への攻撃に着手するよう呼び掛けた。
【ローマ】フランシスコ・ローマ法王は26日、8カ月前の就任以来初めての「ミッション・マニフェスト」を発表し、カトリック教会が改めて貧者に的を絞って活動するとともに、グローバル資本主義への攻撃に着手するよう呼び掛けた。
【ローマ福島良典】世界のキリスト教カトリック信徒約12億人の頂点に立つフランシスコ・ローマ法王(76)が22日から1週間の日程でブラジルを訪問する。初の中南米出身法王による南米訪問は、バチカン(ローマ法王庁)の「脱欧州」傾向を象徴する旅となる。「貧者の教会」を掲げる法王は滞在中、スラム地区や病院を訪れ、独自色を打ち出す。 訪問は、リオデジャネイロで開かれるカトリックの祭典「世界青年の日」大会への出席が主な目的。法王は7月8日、地中海に浮かぶイタリア最南端ランペドゥーサ島を訪れたが、外遊は3月の就任以来初めて。歴代法王のブラジル訪問は5回目。 訪問は前法王のベネディクト16世(86)の在位中に決まっていた。だが、前法王が今年2月に退位したため、後任のフランシスコ法王が参加することになった。フランシスコ法王は19日、ベネディクト16世を訪ね、共に大会の成功と旅路の安全を祈った。 法王交代
7日、バチカンで、笑みで群衆に応えるローマ・カトリック教会のフランシスコ法王=AFP時事バチカンで7日、イエズス会系の学校の生徒たちに囲まれるローマ・カトリック教会のフランシスコ法王=ロイター 【ローマ=石田博士】「法王にはなりたくなかった」。ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王は7日、自らが属するイエズス会系の学校の生徒たちとの交流行事で、思わず本音を漏らした。 交流行事はバチカンであり、法王はスピーチの原稿を用意していたが、「5ページもあって、ちょっと退屈なんです。ぐっと縮めましょう」と、もっぱら質疑応答に時間を割いた。 「法王になりたかったですか」という質問に、法王は「私はなりたくなかった」と打ち明けた。同時に「なりたがる人を、神は祝福しないんです」とも話し、法王に選ばれたコンクラーベでのやりとりを示唆した。 法王宮殿ではなくバチカン内の質素な宿泊施設で暮らしていることに
バチカンにマネーロンダリングの疑い 朝日新聞デジタル | 執筆者: 石田博士 投稿日: 2013年05月26日 12時45分 JST | 更新: 2013年05月26日 12時49分 JST バチカンにマネーロンダリングの疑い メルマガ登録: 登録 フォロー: カトリック教会 資産, バチカン マネーロンダリング, バチカン 資金洗浄, バチカン 金融取引, バチカン市国, バチカン銀行, 国際, 聖座財務情報監視局, ニュース バチカン、金融取引で資金洗浄か 監視局、6件を認定 ローマ法王庁とバチカン市国の財務情報を監視する独立機関「聖座財務情報監視局」は22日、初めての年次報告書を発表した。バチカンの2012年の金融取引のうち、計6件にマネーロンダリング(資金洗浄)の疑いがあると認定した。 会見に出席した監視責任者のブルラート氏は、前年の1件から増加した点について「監視態勢が整備
阿部重夫主筆ブログ「最後から2番目の真実」 2013年3月17日 教皇フランシスコ1世と『薔薇の名前』 初物尽くしの新ローマ教皇フランシスコ1世について一言。小生はカソリックでも、クリスチャンでもないが、アルゼンチンのホルヘ・マリオ・ベルゴリオ枢機卿(76)がなぜ、第266代にいたるまで忌避されてきた「フランシスコ」の名を選んだのか、誰も説明してくれないのがちょっと不満です。 新聞はもっぱら、中南米出身の法王は史上初めてで、欧州以外の地域から法王が誕生するのは第90代法王のシリア人グレゴリウス3世(在位731〜741年)以来1272年ぶりだということ、さらにイエズス会出身の教皇も初めてだということを強調しています。 確かに教会力学から言えば、バチカン銀行の金銭スキャンダルや有力枢機卿のセクハラ・スキャンダルが多々起きており、欧州人でない教皇を選ぼうというモチベーションが働いたのでしょう。毎
【北京=川越一】中国外務省の華春瑩報道官は14日の定例記者会見で、フランシスコ1世を新たな法王に選出したローマ法王庁(バチカン)との関係改善の条件として、台湾との関係断絶と中国の内政への不干渉をあらためて求めた。中国とバチカンは断交し、聖職者の任命権限などをめぐって対立している。 華報道官はフランシスコ1世の法王就任に祝意を示す一方、「ローマ法王庁が新たな法王の指導のもと、中国と向き合い、ともに努力して、関係改善のための条件を作り上げることを望む。2つの基本原則は何の変化もない」と述べ、バチカン側に障害を取り除くための「実際の行動」を要求した。 中国が一貫して主張する“基本原則”は極めて一方的かつ政治的なものだ。華報道官は「バチカンは台湾とのいわゆる外交関係を断絶し、中華人民共和国政府が中国の唯一の合法的な政府であり、台湾は中国にとって不可分の国土の一部であると認めよ」と主張。さらに、「バ
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