南米ペルーとボリビアが、ここ10年で最悪の大雪に見舞われている。8月30日の当局発表によると、ペルー南部カラバヤ(Carabaya)では、雪の重みで崩落した屋根に押しつぶされるなどして2人が死亡。ボリビアでは先週、少なくとも4人が大雪のため死亡した。 パラグアイでも低体温症で2人が死亡しており、南米を覆った寒波による死者はこれで計8人となった。パラグアイではまた、寒波の影響で家畜4000頭が死に、小麦の30%に被害が出ている。 写真は、ペルー・プノ(Puno)県フリアカ(Juliaca)近郊で、死んだリャマのそばに座り込む農民。ペルーでは28日、南東部の9州に非常事態宣言が出された(2013年8月28日撮影)。(c)AFP/ANDINA/HO 【9月2日 AFP】南米ペルーとボリビアが、ここ10年で最悪の大雪に見舞われている。30日の当局発表によると、ペルー南部カラバヤ(Carabaya)