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ブックマーク / www.peoplechina.com.cn (1)

  • 悩ましい善行のリスク

    鮑栄振=文 中国語で「扶不扶」とは、道で転んだ老人などに「手を貸して助け起こすかどうか」――つまり「積極的に人助けをするか否か」という意味だ。中国では、この「扶不扶」が十年以上にわたって人々の「ジレンマ」になっている。もちろん、人助けをしなければ良心が痛む。しかし、だからといって気軽に手を貸すと、逆に難癖をつけられたり、訴えられたりする恐れもある。そんな社会の風潮を表している。 このため、現実では困っている人がいても、面倒に巻き込まれることを嫌う人々に無視されるというケースが珍しくない。例えば次のような事例がある。 2017年4月21日夜、河南省駐馬店市内の人通りの多い幹線道路で、信号機のない横断歩道を渡っていた女性がタクシーにはねられた。タクシーはそのまま逃げ去り、はねられた女性は路上に倒れ動けなくなった。事故発生時、多くの自動車や歩行者が現場を通りかかった。だが、車を止めて状況を確認し

    frothmouth
    frothmouth 2023/05/01
    善行を行うにはリスクを度外視できる強者でないと難しいものがある/「善行を行う強者」は、ちょっとしたリスクでも命取りになる「善行を行うことができない弱者」を蔑視してはならない。
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