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2005年11月24日のブックマーク (3件)

  • ハーバード留学記 : 天才の証 - 2005/11/22

    「5分間の音楽を何日もかけて作り出すのがクラシック音楽だとしたら、5分間の音楽をその5分間で生み出すのがジャズだ」。 「枠組みすらないところに、自由はありえない。真の自由は、ある秩序のなかでのみ存在しうるのだ。」 インプロヴィゼーションからなるジャズというgenreの真髄をエヴァンスはこのように語り、コンヴェンショナルなコード進行によってなるスタンダードを中心に演奏を続けた。 日曜の午後は久々に彼のDVDを取り出し、60年代半ばにイギリスのテレビのために収録された演奏に見入り、聴き入った。バンド編成は、チャック・イスラエルとポール・モチアン。曲はElsaに始まり、Come Rain Come Shineや、How My Heart Sings、Israel、Nardisといった、50年代後半から60年代前半にかけて好んで演奏した曲ばかり。 エヴァンスのこの頃の演奏がすごいのは、その瞬間瞬間

    ハーバード留学記 : 天才の証 - 2005/11/22
    frusiante
    frusiante 2005/11/24
  • My Life Between Silicon Valley and Japan - Web 2.0の本質は何だろう

    2002年10月にBlogを始めて以来いちばん忙しく、なかなかエントリーが書けない。その間に「Web 2.0」についてさまざまな議論が沸いている。その一つ一つに感想を述べることができず残念に思っている。 欄でまた頻繁に更新できるのはたぶん年明けからになるが、それだとさすがに遅すぎるだろう。簡単に一言だけ「Web 2.0」について書いておきたい。 「Web 2.0」は概念なんだという話は数週間前にした。 ではその概念に含まれているエッセンスは何か。色々なエッセンスの抽出の仕方はあると思うが、僕は「1995年以来進化してきたウェブ世界に、これまでよりもさらに一歩進んだ開放性をもたらそうと希求する考え方や行動」が「Web 2.0」の質なのではないかと思う。 たとえば「Web 2.0」の文脈でよく語られる「サービスのAPI公開」というのは、ネット上の有象無象の連中を対象に「どうぞ自由に使って何

    My Life Between Silicon Valley and Japan - Web 2.0の本質は何だろう
  • セミナーで決意したシリコンバレーへの恩返し

    九月十六日、東商ホールにて「ウェブ社会『大変化』への正しい対応・間違った対応」というテーマのフォーサイトクラブ・セミナーに講師として参加した。私は一般向け講演を何年かに一度しかしないので、五百人を超える聴衆を前にひどく緊張した。誌読者に加え、ネット経由でセミナーの存在を知った若い世代からの応募が数多くあったため、当日の聴衆には著しいばらつきがあることが予めわかっていた。そのことを念頭に、内容や構成を何週間も前から考え、当日話し始める直前まで頭の中でシミュレーションを繰り返していた。質疑応答も含めた二時間はあっと言う間に過ぎていき、終ったときには疲れ果てて、身体にはもう何も残っていなかった。当日の様子を収録したCDが十二月号に添付されて誌購読者のお手元に届くとのこと。どうぞお楽しみに。 講演の最後で私は、六月号巻頭「ウェブ社会『当の大変化』はこれから始まる」で詳述した「大変化」に対応