ポストインプレッションとは、Webサイト上でバナー広告などの広告を見たときにはクリックなどの行動を起こさなかった閲覧者が、広告の印象が残って、後からその広告が訴求していた商品などのWebサイトを訪問すること。広告効果をその場のクリックだけで評価すべきではないとの考え方に基づく。直接クリックされた広告の効果をクリック率(クリック・スルー・レート)で測るのに対し、広告を見た後に発生した資料請求や購買などの件数を広告のインプレッション数で割った「ビュー・スルー・レート(view-through rate)」と呼ぶ指標を用いることがある。 米国の調査会社や広告会社の調査によると、Webサイトの閲覧者は、広告を見てクリックしたときに商品を購入するよりも、広告を見て一定期間を経てからWebサイトを訪れて商品を購入することの方が多い。こうしたポストインプレッション効果によるコンバージョン率は、広告を見た