宇宙航空研究開発機構(JAXA)および日本放送協会(NHK)は、平成19年10月18日(日本時間、以下同様)に高度約100kmの月周回観測軌道に投入した月周回衛星「かぐや(SELENE)」からハイビジョンカメラ(HDTV)による「地球の出」(注)の動画撮影に世界で初めて成功しました。 月面越しに地球が昇っていく「地球の出」は、アポロ計画で初めて撮影されました。暗黒の宇宙空間にただひとつ浮かぶ青い地球が印象的なこの画像のハイビジョン撮影に、今回、「かぐや(SELENE)」が世界で初めて成功しました。また、この画像は約38万km隔てた遠い宇宙から地球をハイビジョン撮影したもので、これも世界で初めてです。 撮影は、「かぐや(SELENE)」に搭載されたNHK開発の宇宙仕様のハイビジョンカメラ(HDTV)によって行われたものです。「かぐや(SELENE)」で撮影した動画画像をJAXA臼田宇宙空間観
宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業(MHI)は13日、月周回衛星「SELENE」を搭載するH-IIAロケット13号機(H-IIA・F13)を、8月16日に打上げると発表した。同ロケットの打上げは、2月24日の12号機以来、およそ6カ月ぶり。なおSELENEは一般公募により、「かぐや」という愛称がすでに決定されている。 月周回衛星「かぐや」(SELENE)のイメージイラスト(提供:JAXA)。ちなみに、H-IIAロケットで地球周回軌道以遠に行く衛星を打上げるのは初めてだ 月周回衛星「かぐや」(SELENE)は、月の起源と進化を探ることを目的としたJAXAの探査機。大きさは4.8×2.1×2.1m、打上げ時質量は3,020kgで、搭載する観測機器は15種類。「アポロ計画以来、最も高性能な月探査機」(JAXA)となっており、約1年に渡って月の全域を調査する。ハイビジョンカメラによる鮮明
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