社員の6割は、なんと10代と20代の若手社員。高齢化が進み、人手不足が深刻な建設業界で、若手社員が増え続ける“驚きの会社”が岩手県北上市にあります。 「通勤時間が“勤務時間”になる?」 「毎日くじ引きで座席を決める?」 「飲み会やランチは会社のおごり?」 働く楽しさを、岩手県から発信しようという建設会社の“大胆な改革”。密着取材してきました。 (盛岡放送局記者 二宮舞子)
社員の6割は、なんと10代と20代の若手社員。高齢化が進み、人手不足が深刻な建設業界で、若手社員が増え続ける“驚きの会社”が岩手県北上市にあります。 「通勤時間が“勤務時間”になる?」 「毎日くじ引きで座席を決める?」 「飲み会やランチは会社のおごり?」 働く楽しさを、岩手県から発信しようという建設会社の“大胆な改革”。密着取材してきました。 (盛岡放送局記者 二宮舞子)
家具職人としてひとり立ちした38年前、会社を立ち上げました。 家具の製造から販売まで手がけ、成長させてきました。 しかし年齢も60歳を過ぎたころ、売り上げは伸び悩みました。 「会社を終わらせたくない」 その時現れたのは、ある若者たちでした。 東京 原宿エリアに店舗を構える「ウッドユウライクカンパニー」。 社員は30人ほど、創業者で家具職人の神山公一さん(69)が経営してきました。 無垢の木からつくる「100年使える家具」を目指し、修理やリメイクにも対応。 根強いファンから愛されてきました。 社内から後継者を見つけられないかと考えたものの、会社は職人たちの集団。 「急に経営を任せるのは難しい」と、神山さんは会社の外に道を探りました。 国の事業承継を支援する制度を利用して、中小企業のM&Aの専門家を紹介してもらい、「お見合い相手」を探し始めました。 最初に仲介されたのは、いわゆるファンド。 華
新型コロナウイルスなどの影響で宝飾品の売り上げが大幅に減る中、全国を代表する宝飾品関係の3団体は月ごとに石を決めている「誕生石」を63年ぶりに改定し、新たに10種類の石を加えることを発表しました。 全国宝石卸商協同組合は20日、都内で会見を開き、日本ジュエリー協会や山梨県水晶宝飾協同組合と連携し63年ぶりに誕生石を改定して新たに10種類の石を加えると発表しました。 新たに加わるのは、4月は桜にちなんで淡い桜色のモルガナイト、7月は日本の夏の森をイメージしたスフェーンなどです。 協会によりますと、日本では63年前にアメリカの宝石業界が定めた誕生石を取り入れましたが、これまでは団体によって誕生石が違っていたため宝飾品業界として統一の方向性を示せていなかったほか、消費者が混乱する原因にもなっていたということです。 また30年前のピーク時には3兆円を超えていた宝飾品の国内市場は、リーマンショックな
松野官房長官は、30日午後の記者会見で、アフリカ南部のナミビアから入国した30代の男性が、新型コロナの新たな変異ウイルス「オミクロン株」に感染していたことが確認されたことを明らかにしました。 日本国内で、オミクロン株の感染者が確認されたのは初めてです。 “当該入国者は医療機関で隔離” この中で松野官房長官は「ナミビアからの入国者について、国立感染症研究所で陽性検体のゲノム解析を行ったところ、オミクロン株であると確認されたとの1報が、厚生労働省からあった」と述べ、アフリカ南部のナミビアから入国した30代の男性が、新型コロナの新たな変異ウイルス「オミクロン株」に感染していたことが確認されたことを明らかにしました。 そのうえで「わが国でオミクロン株が確認されたのは初めてだ。現在、当該入国者は医療機関で隔離を実施していると厚生労働省から報告を受けている。感染者の同行者、または飛行機の隣席などの濃厚
“シリコンバレーを作った人物の1人”と称され、故スティーブ・ジョブズ氏が頼りにした人物がいる。 レジス・マッケンナ氏。 半導体関連の企業で働いたあと、70年代にみずからのマーケティング会社を設立した、マーケティングのプロだ。 あるときマッケンナ氏は、うわさを聞きつけたジョブズ氏から電話でコンタクトを受け、ジョブズ氏、そしてエンジニアのスティーブ・ウォズニアック氏との打ち合わせにのぞんだ。 相談は「アップルII」(1977年発売)というコンピューターのマーケティングについて。 ジョブズ氏らは、製品についての記事を雑誌に載せる方針を明かした。 マッケンナ氏は、その内容があまりに専門的で、一般の消費者には受け入れられないと感じ、「市場を広げたいなら、自分と同じようなタイプの人たちに発信するのではだめだ。記事は書き直すべきだ」と助言した。 ところが2人はその意見を気に入らず、部屋を出ていってしまっ
車の電動化が加速する中、オートバイを手がける川崎重工業は、2035年までに、先進国に投入するオートバイのほとんどを電気だけで走るタイプとハイブリッド車にするという新たな目標を発表しました。 まず、2025年までにEV=電気自動車のように電池とモーターだけで走るタイプと、エンジンとモーターの両方を搭載したハイブリッド車を10車種以上、投入します。 そのうえで、2035年までには、先進国に投入するオートバイのほとんどをこの2つのタイプにし、ガソリンエンジンだけで動くオートバイを極力なくすことを目指すとしています。 脱炭素社会を見据え電動化にかじを切った形ですが、一方で水素を燃料にした新たなエンジンの研究も進めることにしています。 川崎重工業の橋本康彦社長は「バイクのユーザーにとっては、エンジンの音や振動といった体感がすごく大事だ。そうしたバイクの楽しさを残しつつ、カーボンニュートラルの時代に対
宮内庁の50代の職員が、部下の水筒に薄めた洗剤を入れる嫌がらせを繰り返していたとして、減給の懲戒処分を受けました。 懲戒処分となったのは、宮内庁管理部工務課の課長補佐級の50代の職員で、宮内庁によりますと、ことし4月から8月にかけて、職場の部下の水筒にスポイトを使って、水で薄めた洗剤を入れる嫌がらせを繰り返していたということです。 水筒から変な臭いがするのを不審に思った部下が、席を外している間の様子をスマートフォンのカメラで隠し撮りしたところ、上司にあたる、この職員が不審な動きをしているのが写っていたということです。 宮内庁の調査に対して、この職員は「ストレスがたまっていた」と話し、行ったことを認めたということで、宮内庁は4日、減給3か月の懲戒処分にしました。 部下の職員に身体的な被害はないということです。 宮内庁は「このような事案が発生し、大変遺憾です。改めて、職員を適正に指導し、綱紀の
海で養殖が盛んに行われているマガキは卵からふ化した直後の時期に何を餌としているのかこれまで謎とされてきましたが、極めて小さな新種のプランクトンを食べていることを水産研究・教育機構の研究グループが明らかにし、養殖技術への応用が期待されています。 マガキは大きくなると植物プランクトンを食べて成長していますが、卵からふ化して海中を漂う幼生の時期は何を食べているのか確認されたことがなく、これまで謎とされてきました。 水産研究・教育機構の浜口昌巳さんらの研究グループは広島湾でとったカキの幼生の消化管の内容物を最新のDNA分析技術を使って解析しました。 その結果、2種類の「けいそう」と呼ばれるプランクトンの仲間の新種が検出されたということです。 カキの幼生にこの新種の「けいそう」を加えると食べる様子が確認できたということです。 この新種の「けいそう」は極めて小さいことから、これまでは大きなプランクトン
生徒に生まれつきの髪の色を証明させる「地毛証明書」の提出など、行き過ぎた校則が問題となる中、都道府県の4割が公立高校の校則の見直しを進めていることが、NHKの調査でわかりました。一方で「下着の色の指定」や「地毛証明書」の校則がある学校もまだ多く、校則の見直しはさらに進むとみられます。 学校の校則については、4年前に大阪の府立高校の女子生徒が頭髪指導をめぐって訴えを起こしたことをきっかけに、各地で見直しの機運が高まり、ことし6月には、文部科学省が社会常識や時代に合わせて積極的に見直すよう全国に通知しています。 その結果、教育委員会として、 ▼校則を「見直した」と回答したのは岐阜県や佐賀県など14、 ▼「見直す予定」が5と、 都道府県の4割を占めました。 このほかにも、 ▼「学校単位で見直しの動きがある」と答えたところが26と半数を超え、 全国的に見直しに向けた動きが広がっていることがわかりま
伊豆大島にある「大島空港」の愛称が島を代表する花、つばきの英語名を使った「東京大島かめりあ空港」に決まりました。 大島空港は、東京の調布飛行場から定期便が運航されていますが、都によりますと船と比べて認知度が低いほか、新型コロナウイルスの影響で利用が低迷しています。 このため、都が利用を促そうと空港の愛称を募集したところ4717件の応募があり、選考の結果、愛称は「東京大島かめりあ空港」に決まりました。 「かめりあ」は、大島を代表する花、つばきの英語名で、海外の人にも親しんでもらえる空港になってほしいという思いを込めたということです。 また、東京の島の魅力を知って欲しいという狙いから「かめりあ」の前は「東京大島」としました。 東京都は、「多くの人に愛称を覚えてもらって、新型コロナが落ち着いたらぜひ空路で伊豆大島に遊びに行ってほしい」と話しています。
厚生労働省が、子宮けいがんワクチンの積極的な接種の呼びかけを再開するかどうか検討する方針を示す中、副反応を訴えている裁判の原告団などが、反対する意見書を提出しました。 子宮けいがんワクチンは、2013年に定期接種に追加されたあと体の痛みなどを訴える女性が相次ぎ、積極的な接種の呼びかけが中止されました。 厚生労働省は新型コロナウイルスのワクチン接種が一定程度進んだ段階で、再開するかどうか専門家による審議を踏まえて判断する考えを示しています。 これに対し、国と製薬会社を相手に治療費の支払いなどを求めて集団訴訟を起こしている原告団や弁護団が、3日、都内で会見し、接種の呼びかけの再開に反対する意見書を厚生労働省に提出したことを明らかにしました。 弁護団の共同代表を務める水口真寿美弁護士は「副反応の被害は深刻でいまだに治療法は確立していない。積極的な呼びかけを再開すれば被害者が再び増えるのは明らかだ
東京オリンピック・パラリンピックの大会組織委員会は、すでに閉幕したオリンピックの撤収作業の際、9つの競技会場で新型コロナウイルス対策として用意したマスクや医療用のガウンなど合わせておよそ500万円分を誤って廃棄していたことを明らかにしました。 オリンピック・パラリンピックの各競技会場には、新型コロナ対策としてマスクや医療用のガウンなどが用意されていますが、ほとんどの会場で無観客での開催となったことで使用されずに余り、組織委員会は譲渡が可能なものは医療機関などに無償で提供しています。 しかし、組織委員会は31日、オリンピックで使用された9つの競技会場で撤収作業の際、マスクやガウンなどを誤って廃棄していたことを明らかにしました。 廃棄されたのは、マスク3万3000枚、医療用ガウン3420枚、消毒薬380本で、合わせておよそ500万円分に上るということです。 譲渡先がすぐに見つからなかったことや
大リーグ、エンジェルスの大谷翔平選手が今シーズンいちばん乗りとなる40号ホームランを打ち、投げては8回1失点で8勝目をあげました。 大谷選手は現地時間の18日、相手の本拠地デトロイトで行われたタイガース戦に1番 ピッチャーで投打で同時出場しました。 大谷選手はバッターとしては2対1と1点リードの8回、この試合の4打席目で2球目の変化球をとらえ、ライトスタンドへ今シーズンの大リーグで一番乗りとなる40号ソロホームランを打ちました。大谷選手のホームランは4試合ぶりで、この時点で両リーグを通じ2位の選手との差を5本に広げました。 エンジェルスの左バッターとしては、大リーグ通算563本を記録したレジー・ジャクソンさんが持つ球団のシーズン最多ホームラン記録を更新しました。 またピッチャーとしては、5回にホームランを打たれて1点は失ったものの、6回にはこの日最速となる159キロの速球で内野ゴロに打ち取
沖縄県宮古島市の下地島の海底洞窟で、触手がうさぎの耳のように見える新種のゴカイが発見されました。 このゴカイは沖縄県立芸術大学の藤田喜久教授と、デンマークのコペンハーゲン大学の教授による共同研究チームが、2018年の10月に宮古島市の下地島の海底洞窟で行った調査で発見しました。 その後、詳しく解析した結果、これまでに見つかっているいずれの種とも異なることがわかり、新種であることが確認されたということです。 ゴカイは体長がおよそ0.5ミリの小型種で、触手の形がうさぎの耳のように見えることから「イラブドウクツウサミミゴカイ」と命名されました。 洞窟性のゴカイ類は、大西洋のカリブ海沿岸やカナリア諸島に多くの種が存在していますが、今回の発見によって琉球列島においても、それらに匹敵する多様性が確認されたとしています。 藤田教授は「海底洞窟の調査がこれまであまり行われない中、琉球列島の海底洞窟内の小型
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く