皆さんは、穴がパンチされた紙テープが出てくるコンピュータをご存知だろうか。そう、科学特捜隊で使われている機械。マンガで言えば、パタリロによく出てくるやつである。 僕は、あのコンピューターは遥か大昔のもので、自分との接点を現実的に感じたことはなかった。あたりまえだ。僕が小学校で初めて触れたPC6001でさえ、メディアはすでにカセットテープだった。 ところが、アメリカに来て早々の歓迎会の席で、古参社員のAさんから話を聞いて驚いた。彼が入社した当時、紙テープをつかうコンピュータは現役で、Aさんは目の前のコンピュータがジージーと紙テープを吐きだすのを見て、「うおー、ウルトラマンに出てくるやつと同じだー」といたく驚いたそうだ。まだ、15年前やそこらの話だ。 さて、そのAさんから、その紙テープにまつわる、ある天才プログラマの伝説を聞いた。その話はAさんが新人研修で、翌日にマスターアップを控えた開
というわけで死ぬほど書き直しました。 2005年が暮れて過ぎようとしておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。さて、年末らしく今年を振り返ろうと思います。今年における僕個人の重大イベントは、アメリカ転勤/洗礼/プロジェクト終了の大きく3つですが、今回はプロジェクト終了をですます調で振り返ります。振り返ると言いつつ、ゲーム開発の話なので興味のない方は流してください。 僕は今回でゲームデザイナーとして5本のゲームのマスターアップに関わったことになりますが、今回ほど、「突出したグラフィックを見せること」に力を注がなければならないと感じたことはありませんでした。というのも、年々、求められるクオリティとハードの能力との乖離が大きくなっているからです。ここで言う求められるクオリティとは、すなわちエフェクトの派手さや同時に表示されるオブジェクトの量であったり、インパクトある映像だったりで、ハー
さて、ゲームに対して深い考えを持つ方々がおっしゃることには、「ゲームは映像ばかりに金がかかりすぎて死ぬ」ということらしい。 もちろん否定はしないし、できない。プロジェクトチームに所属するアーティストの比率は増える一方で、その分ゲームが面白くなったかと言われれば、胸をはってそうだと答えることもできない。 でも、最低限満たすべきグラフィックのクオリティはどんどん上がっていって開発コストは上がる一方なのに、ゲームが売れないから回収もできないし、もうだめ死のう、みたいな感じになっていると。引用はしないけど、あっちこっちで。詳しく知りたいかたは、「イノベーションのジレンマ ゲーム業界」あたりをGoogle先生に聞いて欲しい。 で、それを、「新しい遊びや、独創的な発想で打ち破ろう!」「コミュニケーション!ゲーム2.0!」というのが、なんとなくのそういう人たちの総意というか、そんな感じだと受けとっ
ノートPCを変えたバッテリー 今、ぼくは、数台のノートPCを併用しているが、もっとも持ち歩くことが多いノートPCは、松下電器産業のLet's note R4だ。999グラムのこのノートは、公称で9時間バッテリーが持つことになっている。だが、経験的に1時間使うとほぼ15%のバッテリーを消費することが分かっている。 ぼく自身の使い方では、バッテリーは劣化防止のため、80%で充電をストップするエコノミーモードに設定し、たいてい残量が10%を切ったところで使うのをやめるため、有効バッテリー容量はフルの状態からすると約70%ということになる。この状態で外出すると、とくに省電力を意識しなくても4~5時間程度は使える計算だし、実際にその通りに使えている。だから、普段は電源アダプタを持ち歩かない。それで不安になることはあっても、困ったことはない。 昨日は、都内のホテルで、マイクロソフトによる“the 20
はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です - はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。 はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて - はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記 はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28
またまた凄いニュースが飛び込んでた!(Aさん提供ありがとう) ななななーんと、世界で最も発行部数が多い(1000万部以上!)読売新聞社が、人権擁護団体が聞いたら憤死するような手段で作られた死体をプラスチックで固めて、横浜で展示会の主催をしているというのだ! その展示会は「人体の不思議展」だ。1995年から始まり、日本全国・世界各地を津々浦々まわっているイベントなので、ご存知の方も多いだろう。 この「人体の不思議展」は、プラスチックで固められた本物の死体を展示したもの。 人体の水分と脂肪分をプラスチックなどに置き換える「プラスティネーション」という技術は、ドイツ・ハイデルベルク大学のグンター・フォン・ハーゲンス博士が、1978年に生み出したものだ。このハーゲンス博士(写真右上)はちょっとマッドサイエンティストの血が入っていて、単に取り扱いやすい標本を作り出すだけではもの足らず、馬の死体の上に
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く