GMOインターネットは4月13日、ネット専業証券会社を設立して5月12日から取引サービスを始めると発表した。業界最安レベルの手数料に加え、サービスAPIの公開や同社のコミュニティーサービスとの連携などにネット事業のノウハウを活用。初年度に10万口座の獲得と単月黒字化を目指す。 「GMOインターネット証券」を資本金4億8000万円で設立。4月24日から口座開設の申し込みを受け付け、5月12日から東証、大証、JASDAQの現物株式取引と制度信用取引のサービスを始める。今後、為替証拠金取引や先物・オプション取引なども順次追加する。 現物株式の手数料は、1注文の約定代金が20万円以下の場合で105円(税込み)、300万円以下まで1050円(同)など5段階に設定。デイトレーダー向けに定額制も検討する。 システム関連には数億円を投資したが、オープンソースソフトを活用するなどして安価にでき、その分手数料
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