NHK籾井勝人・会長の数々の問題発言や私的ゴルフのハイヤー代請求などへの批判が相次ぐ中、昨年5月14日に放送された『クローズアップ現代』の「追跡“出家詐欺”~狙われる宗教法人~」のやらせ疑惑についてNHKの調査委員会は、「事実の捏造につながる『やらせ』はないが『過剰な演出』や『視聴者に誤解を与える編集』が行なわれていた」と最終報告を発表したばかりだ。 その衝撃冷めやらぬ中、別のドキュメンタリー番組でも「やらせ行為」があったと告発の声が上がった。 声を上げたのは、タレントの坂本一生氏(44)だ。1993年、加勢大周(45)と所属事務所の芸名所有権をめぐるトラブルから「新加勢大周」としてデビューしたことで知られる。 その後、プロレスラー、スポーツジムインストラクター、飲食店店長などを経験、キャリアの転機となったのは2011年の「便利屋!お助け本舗」(以下、「お助け本舗」)の取締役就任だった。