ブックマーク / yonnbaba.hatenablog.com (2)

  • 静かな女性の姿に惹かれる『青梅雨 その他』永井龍男著 - よんばば つれづれ

    昭和41年発行のだ。六十代半ばを過ぎた私には、昭和40年代はそれほど遠い時代のような気がしないのだが、半世紀前のことであり、確かに作を読んでいると、描かれている人や社会の雰囲気が、もうすでに身の回りにすっかりなくなってしまっていることに気づかされる。 「新潮」「小説現代」などに発表された十三の短編が収められていて、一番古いものは昭和36年、最も新しいものは昭和41年1月号掲載の作品だ。その時期は、東京オリンピックをはさんだ、おそらく日が非常な勢いをもって経済成長をしていた頃に当たるのだろうが、どの作品も静かで穏やかで落ち着いているという印象を受ける。ことに女性たちの、強さを秘めながら控えめでしとやかなありようにとても魅力を感じた。 何年か前に同じ著者の『一個 秋その他』という作品を読んだことがあって、今回のなかに、その時に読んだものが三篇入っていた。近頃は推理小説ですらきれいに忘れて

    静かな女性の姿に惹かれる『青梅雨 その他』永井龍男著 - よんばば つれづれ
    fuchssama
    fuchssama 2017/10/31
    昭和10年生まれのペンフレンドに明治のものばかり読んでいると書いたら、私は明治のものを読むと私の祖母が日常的に使っていた言葉を思い出すと返事がきました。
  • 「よんばばんち」にサプライズな参加者! - よんばば つれづれ

    9月の最終日曜日、「住み開き よんばばんち」の日だ。今回はなんと名古屋からwattoさん(id:watto)が参加してくださった。いつもブログで知り合った方と実際にお会いする時には嬉しいと同時にかなり緊張する。今回も思いがけないお問合せに、嬉しいやらドキドキするやらの私だった。 今までも、豊橋スタンディングのPeace展にいつの間にか来てくださっていたりするフットワークの軽さに驚かされたけれど、拙宅にも、私のつたない案内メールだけで迷うことなくいらっしゃった。 ブログから受ける印象から私が勝手に想像して案じていた(親子ほど違うかと・・・)ほどの年齢差はなく、また政治や社会に対する見方考え方の点でも、思った以上に共感点が多く、主催者であることも忘れて、つい夢中になって熱くしゃべってしまった。 今というときは、ずっと後になって、「ああ、あの時が世の中が変わる転換点だったんだね」というふうに振り

    「よんばばんち」にサプライズな参加者! - よんばば つれづれ
    fuchssama
    fuchssama 2017/09/26
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