千葉県印旛郡本埜(もとの)村に住んでいるアイドルということで「村ドル」。都心から列車でも1時間半はかかるという。「今でも、都心に出てくるときにはドキドキしちゃって…」と照れくさそうにはにかむ。「緑に囲まれた自然が大好き。一度、遊びにいらっしゃってくださいね」と、楽しさいっぱいの田舎暮らしをPRする。「純朴」という2文字がお似合いのアイドルだ。(村上智博) 本埜村で暮らし始めたのは小学4年生から。「窓を開け放つと、空気が澄んでいておいしいですよ」と自慢げに話す。 辺りに水田や野菜畑が広がる。家はそれほど多くはない。自宅の玄関先には、まむしがひょっこり出てくるそうだ。毎日正午前には、村内放送でエーデルワイスの曲が流れる。じつにのどかだ。「住み心地はいいですよ。鳥のさえずりなんかも毎朝、聞いていると心が落ち着きますし…」 毎年秋になると、遠方からハクチョウが飛来する。一昨年には500羽がやってき