ゲームソフト「逆転裁判」で主人公の弁護人・成歩堂龍一が異議を申し立てるシーン=©CAPCOM CO., LTD. 2001 ALL RIGHTS RESERVED. 「やってはいけない例」 聞いてしまった検察官の「異議あり!」 異議言わない方が有利な場合も 「異議あり!」。ここぞという場面でビシッと相手を指さしてアピールする弁護人。ゲームやドラマの世界では、胸のすくような逆転劇の幕開けにも使われるシーンですが、現実の刑事裁判では「相手を威圧する、好ましくない作法」と言われています。とはいえ「今どきの異議」のやり方ってないのでしょうか? 弁護士や検察官に話を聞いてみました。(朝日新聞名古屋報道センター記者・仲程雄平)